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 食生活を変えたきっかけは?という質問を受けることがあります。実は私の場合、健康問題とか子育てがきっかけではありませんでした。

 15年以上前、子ども時代から見てこなかったテレビを一時的に見るようになったとき、世界各地で飢えて死んでいく子ども達の生々しい姿を見て、日本ではこんなに食が溢れているのに・・・と、胸の奥がもやもやしていたところ、ある雑誌で、穀物を家畜の飼料とせず直接人間が食べたなら、数字上は地上で飢えはないと読んだのがきっかけでした。

 つまり、大豆やトウモロコシ等を家畜に食べさせ、その家畜を人間が食べるとなると、何十倍も効率が悪くなるということです。もちろん地域的な問題もあるので、あくまで数字上でしかありませんが、そのことを知った私は、単なる情緒から「それなら肉は食べない」と決めてしまいました。

 そして夫に「今日から私は肉は食べない。あなたには作るけど」と宣言しました。当時私は現代栄養学を信じていたので、栄養失調になると思い込み、こんな信条に彼をつきあわせるわけにいかないと思ったのです。ところが夫から返ってきた答えは予想もしないものでした。「俺も要らない。日本人は肉なんか食べて来なかった。魚を食べりゃあいいんだ」。

 こうして肉なしの食生活がスタートし、自ずと食に関する本を読み漁るようになったところ、肉などむしろ健康に悪く、日本人が昔からしてきた食事を基本とするのが理にかなっていて健康にも自然にもいいとある。

 食糧問題へのささやかな抵抗と、自分の健康を犠牲にするつもりが、実はすこぶる健康にもよく、環境や農業や自然にもいいとわかり、神のはからいの素晴らしさに感動した瞬間でした。
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2009.01.01 / Top↑
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